抜き打ちテストのパラドクス

いや、特別な意味はないのですが…
しきりと「解散の時期は私が決める」と言いながら、はや9ヶ月?
もはや情勢としては、総裁選前倒しの気配が濃厚に漂っておりますが…
自民党の党内政局の力学ではもはや解散を打てそうにもない小心者(チ○ン野郎)麻生太郎氏を見てふと思ったこと。
何の文脈もないが取り敢えず述べてみよう。


「来週抜き打ちテストをやるぞ〜」
先生のこの一言にビビリまくる生徒達。
そこで立ち上がったのが、神童の誉れ高い学級委員の裕二君だ(裕二に深い意味はない)。
「心配することはないよ、君達。先生は抜き打ちテストをやることはできないのさ。それを今から証明して見せよう」
と自信満々に裕二君は論をぶち始めた。


裕二(以下祐)「いいかい、みんな。よーく聞け。木曜日まで抜き打ちテストがないとするよな。」
生徒達(以下生)「ふんふん」
祐「とするとだ…」
生徒A(以下A)「あっ、オラわかった」
祐「最後まで聞け!」
A(ショボン)
祐「金曜日にテストがあることがわかるから、これじゃ抜き打ちテストにはならないな」
生「ほー、なるほど」「賢いなお前」
A(ち、それくらいオレだってわかったっつーの)
祐「じゃあ、水曜日までテストがなければどうなるかわかるか?」
生徒B(以下B)「んーと…、金曜日には抜き打ちできないから、木曜にやるしかないな」
生徒C(以下C)「おいおい、それじゃ抜き打ちになんねーべ?」
B「そっか、それじゃ水曜日までには抜き打ちしなきゃな」
祐「そうそう、君らわかってるじゃないか」
A(ち、エラそうに…)
生徒D(以下D)「あれ?でも、火曜日までにテストがなければ水曜日にやるしかないんじゃね?」
B「金曜日にも木曜日にもできないんじゃな」
C「それも抜き打ちにはなんねーな」
B「つーことは火曜日までか…」
D「でもって月曜日にテストをしないとすると…」
C「火曜日になるしかなくなって、それじゃ抜き打ちにならないと」
D「ってことは消去法で月曜日か」
C「おい、それも抜き打ちじゃねーよ」
祐「ということで、わかったかい、A?」
A(ムキー)


こうして、抜き打ちテストが実行できないことが無事証明されました(?)

いやね、麻生氏の「解散やるやる詐欺」を見てなんとなく似てるなぁと思ったしだいで。

ところでこれって厳密なパラドクスと言えるんでしたっけ?