2011-01-01から1年間の記事一覧

『真理・言語・歴史』2 「意味」と「意図」

ドナルド・デイヴィドソンの『真理・言語・歴史』を読んで(まだ読書中)、第二弾です。 本日は主に異論を。 デイヴィドソンの意味論(言語がいかに意味を有するか)は、真理条件意味論と呼ばれる。 簡単に言えば、「文の意味とは、その真理条件である(文の…

デイヴィドソン『真理・言語・歴史』1

ドナルド・デイヴィドソンの『真理・言語・歴史』を読書中です。 なんとも難解ですが、やはりデイヴィドソンは面白い。 言語問題の中枢に真正面から切り込んでいる、と言いますか… 読み進めていくうちに、賛同する部分と賛同できない部分が出てきたので、メ…